研究開発における独自の価値
2018/01/10
KHでは、
大阪府立大学と、
共同研究をしていました。
「チタンライニング」の研究で、足掛け3年にわたり、
特許も取得し、開発に力を注いで参りました。
私は、
企業には、独自の価値があると思っています。
それは、時によっては、創業者の価値でもありますし、
社員全員が持っている価値でもあります。
こと、研究開発においての独自の価値は、
やはり、オリジナルの技術力がある方がいいと思います。
なぜなら、こと製造業においては、せっかく生み出した価値(ここでは、技術力と申しておきます。)が、どうしても他社にマネされやすいと思うからです。
たとえば、
KHの創業者である私の父が、
製造業や建設業における、積算や材料発注時に、縮尺が分からなくて図面の寸法出しで困っている方に喜んでもらおうと、「一発!早出しクン」という商品を開発しました。
本開発において、KHでは、「縮尺スケールに用いるカーソル」という特許を取得しています。
なので、他社は、日本国内においては、同様の技術を利用した商品を販売することは出来ません。
もしも、オリジナルの技術力がなければ、他社にマネされてしまって、せっかく力を注いできた研究開発の意味がなくなってしまいます。
だから、
私は、企業には、独自の価値、とくに、オリジナルの技術力がある方がいいと思う訳です。
強みを生かした技術力であれば、なおさら、ステキです。
いま、KHでは、「貯槽およびそのライニング工法」特許を活かし、「チタンライニング」技術で、世の中の設備の腐食で困っている方々に喜んで頂けるよう、邁進して参ります。
ところで、
研究開発においても、関係性の繋がりがなかったら、
今、自動車大手T社さんでもご採用いただいている「一発!早出しクン」が誕生しなかったことについて、またの機会に、お伝えさせて頂きます。^^;
お楽しみにぃっ♪♪