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他社にはない強み

2018/01/10

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8月からお世話になっている技術提案ワークショップも、もうラスト1回を残すところに。
今回の講義は、これまでのいかに強みの技術を見出すか?と違って、
いかに売るか?いかに儲けるか?に集中した内容でした。
これまで自分自身が習っていたことや思っていたことを、一気に整理してくださった内容でした。
しかし、それにもまして有り難いと思うことは、
毎回、自分自身の提案を発表して、先生方から直接アドバイスをもらえることです。
さらに、嬉しいと思うことは、これまでに大小含め何千人もの方々に色々なアドバイスをしてこられた先生がまずおっしゃられるのは、
「その技術が、他社にはマネできない技術か?」
っと。(#^○^#)

会社の強みは、他社にはない強みかどうかが大切だと、私は思っています。
なぜなら、それが強みだと思っていても、他社も持っている強みだと、その強みを発揮できない時も多くあるからです。
たとえば、数年前に、ものづくり補助金で、ある試作開発を行いました。
大阪府立大学主催の後継者育成塾でのご縁も頂いて、
共同研究開発となりました。
私としては、ジェットコースターのような仕事の山谷がある中、
その谷間の空いた時間にでも開発をすれば、会社の武器になると思い、
結果、ものすごい時間をかけ、研究開発に成功し、
特許も取得しました。
その過程で、社員さんや関わる人たちに、
「これ、何か、意味あるんっ?
 売れるんっ??」
っと、幾度となく、色んな方から疑問符を投げかけられ、責められ続けました。
確かに、それをスグにどうこう出来ませんでしたので、そう思われるのも仕方ありませんでした。

ところがです。
その開発にこそ、大きな意味があったのです。
私は、営業畑で、ハッキリ申して、技術のことは皆目わかっていません。(^^;)
(苦笑)
っで、自社の技術力をPRして、入社した当時、1社依存だった会社が、次々と新しいお客様とのお付き合いが広がり、ドンドン増えてきました。
しかし、自社の技術には限界があるとつくづく思い始めていました。
それは、他社でも出来る技術だからです。
いわゆる、相見積りとなる案件です。
まあ、それは、それで、有り難いことですし、今日まで会社を大きくして頂いた、まさに原石でもあります。
さらに、現在では、職人不足や、廃業などで、新しいお客様から、KHの技術を求められる機会も増えてきています。
ただ、これまでの技術力だけで今後も生きていくとなると、
仕事の山谷がさらに険しくなっていく将来を、感じざるを得ません。

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もしも、あの時に、
色んな方に誹謗中傷される中で、その研究開発を挫折して止めてしまっていたら、
今すすめている戦略的技術提案は、決して生まれることはなかったでしょう。

だから、私は、
他社にはない強みを生み出せるかどうかが大切だと思います。

次回、ラストとなりますが、
昨日いただいたアドバイスをふまえ、
また、実際の提案をお客様にしていって、
さらにブラッシュアップして参ります。

ありがとうございます。

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