１０数年で、私はいったい何をやってきたのか……

昨日は、私がケイ・エイチ工業に入社して以来、１０数年間ずっと、大変お世話になっているお客様のところで、現場工事がありました。

うちのような小さい設備会社は、お付き合いさせて頂くお客様いかんによって、企業の盛衰が決まると、私は思います。

なぜなら、お客様が、設備投資をガンガンされていくかどうかで、うちの仕事量も、決まってしまうからです。

たとえば、
こちらの、大変お世話になっているお会社ですが、
私が入社した当時、
ちょうど、新しい工場が出来て、その責任者の方が、もうメチャクチャ大変だったというお話しをよく耳にしていました。

しばらくすると、
モノを保管しておく場所が足りないとのことで、
大きな自動倉庫を、ドォーーーンっと建てられました。

それから、しばらく経って、前に建てられた工場を、増築するというお話しを聞きました。

また、しばらくすると、
危険物倉庫が満帆とのことで、
新しく、大きな危険物の自動倉庫を、建てられました。

そして、今年、また、新しい工場が建てられました。
今度は、最初から最後まで、人間の手が介入されることのない、全自動で、医薬品の原料が製造される、全自動工場です。

この医薬品業界のお客様もそうですし、
半導体・二次電池業界などのお客様もそうです。

もしも、設備投資を全然しないお客様としかお付き合い出来ていなかったら、
とうの昔に、なくなっていたことでしょう。

だから、私は、設備投資を積極的にされていくお会社から突発的なご依頼、ムリなお願いがあっても、家族のような繋がりで、信頼関係をより濃くしまっているのです。

でも、本当に面白いのは、こちらのムリなお願いも、聞いて頂けるような関係になっていくことです。

しかし、気がつけば、親父の会社に入って１０数年。
このお客様は、ドンドン積極的に更に大きくなられていますが、
私はいったい何をやってきたんだろう？と、反省の念にかられています。(*≧∀≦*)

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